
仔犬のクルミのことを考えながらおもう。
この子は、携帯電話持ってない。
この子は、メール打てない。
この子は、テレビやラジオから情報を取れない。
わたしが外に出ている間、連絡取ることはできない。
そんなことは関係なくわたしが家に帰るといつも飛び跳ねて大喜びしてくれる。
散歩に出ればある程度歩くたびこちらをチラリ見て、そこにわたしがいることを確認。
夜ベッドではお互い気持ち良く眠れる場所を譲りあったりする。
なんでだろう?
意思の疎通かできるのは、話をたくさんしているからだと思う。
言葉を並べるだけではなく、ただ言った言わないだけではなく、ちゃんと目を見て心にうったえる話をしているから気持ちが分かり合えるのだとおもう。
それがとても幸せな気持ちになることもわかった。
悲しいことだが、いったい自分のまわりにいる何人のひと心にうったえる話がしたいとか、できたとか、そんなふうにおもえるのか?
ほんとうはそれこそ一番大切なことかもしれない。
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